別に石原さとみさんが、大好きだ!っていう訳ではありませんが、PHVの開発を続けていると、その能力の高さに驚かせられます。
PHVですから、家庭用コンセントで充電をしなければその威力は発揮できません。
満充電で、写真のように50km強の走行が可能です。
前のモデルですと、13kmと出て、ひどくがっかりしたものですが、これだとまあまあだなって思えます。
でも、この数字だけで判断してはいけないのがPHVです。
電池だけが走行源であるEVと違い、エンジン走行を併用して走ることが出来ます。
そんなの当たり前でしょって、事なのですが、この50km強のEV走行をバッファとして、ハイブリッド走行すると、60km/Lオーバーという驚異的な燃費で長距離走行が可能なのです。
つまり、各々の特性に応じた走りを選択できるわけです。
例えば、平坦市街地ではSTOP/GOが多く、EVに適した状況です。そして、ある程度の速度に達すればグライダー走行を併用して、電費を稼ぐわけです。
跨線橋の様な、チョットした登りはグライダー走行では無理なので、EV走行で乗り切ると、ガソリンを使わずにいられるのは、ハイブリッド走行の醍醐味ですね。
また、速度が上がった領域では効率がより良いエンジン走行の出番、もちろんグライダー走行を伴ってですね。
そんなことをしながら、EVを小出しにしながらの走行で、今まで見たこともない燃費をたたき出せるのは、快感です。
それと、このPHVにはかねてから暖めていた新バージョンのアイデアを組み込みます。
Ver.4ですね。
チョット判り難いですが、こういう説明があるといいのではないでしょうか。
itc:インテリジェンスクルーズ
acc:純正クルーズコントロール
つまり、純正でレーダー連動クルーズ搭載車両においては、レーダー電動とインテリジェンスクルーズがシームレスに作動するのです。
前走車がいて、レーダーで捕捉した場合は純正のレーダー連動クルーズで、前走車がいなくなってからはインテリジェンスクルーズとなるわけです。
この操作は、純正のスイッチレバーでだけ行われます。
今まで、レーダー連動クルーズとインテリジェンスクルーズの切り分けがマニュアルで行わなければならず、煩雑でした。
まだまだ、細かな開発には熟成が必要ですが、レーダー連動クルーズ車には、大きな快適装備になるオプションです。
残念ながら、純正でレーダー連動されていない車には、このVer.4オプションは取り付けられません。
対象車両として、PHVの他にも、カムリ、50プリウス、C-HRハイブリッドなどを考えております。
ご期待ください。
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