皆様、ご無沙汰しております。しばらく更新が滞りましてごめんなさい。また、これから情報を更新していきますので、見捨てずに見て行って下さいね。

ところで、現在はカムリのエコグライダーGT+を開発しています。

カムリは、北米での主力車種とも言えかなりの力が入った車です。

正直最初に印象は、あの横に広がったラジエターグリルに馴染めずにいました。

しかし、乗っていると、なかなかいいです。まあ、結構なお値段ですので、いいクルマでないといけませんよね。

全般的な評価は、自動車評論家の皆様にお任せするとして、エコグライダーGT+に関係する項目をお話しいたします。

 

其の1;グライダー走行モードを、標準装備。

写真を見ると、AGCというインジケーターが点いています。

このインジケータは何かを調べますと、Auto Glide Control とありますね。

HPを確認しますと、こんな記載があります。【カムリ 走行制御】

エコモードのところです。そのまま記載すると怒られますので、要約しますと、『アクセルオフ時に、疑似ニュートラル走行となる」という様な記載です。

あれ?これって、エコグライダーの機能である、グライダー走行に酷似しています。

走ってみると、確かに同じように作動します。

では、違いは何でしょうか。

①純正は、アクセルオフだけでAGCが発動します。たいして我々のエコグライダーは、アクセルオフ後のチョイ踏みで発動します。

これは、発動させる操作が万人向けではないという考えから、単なるアクセルオフから、となっているようです。

アクセルオフ時は、疑似ニュートラルですのでエンブレ(回生ブレーキ)の作動はほぼありません。

しかしブレーキを踏めば直ぐにAGCは解除されエンブレ(回生ブレーキ)は復活します。とてもいいシステムです。

では、エコグライダーによるグライダー走行を超えているのでしょうか?

私達は、ドライバーに意図によりグライダー走行が発動します、その為純正よりもさらに踏み込んだ形で制御されています。(後述)

②純正は、エコモードでのみAGCが使われます。エコグライダーでは、条件が許せばドライバーの意図によりノーマルモードやパワーモードでも使えます。

③純正のAGCでは、グライダー走行時にほぼニュートラルなので、回生も放電もしません。その為、グライダー走行中は車速が走行抵抗に負けて低下していきます。

エコグライダーGT+では、バッテリー残量に余裕がある場合に限りますが、グライダー走行中にモーター出力をアップさせて速度低下を防ぐように制御します。

④クルーズコントロール中に、純正はたとえエコモードにしてあってもAGCは作動しません。

クルーズコントロール中の速度の増減を徹底的に排除してこその快適性だと考えれば、純正の設計思想も理解できます。

対して、エコグライダーGT+は、インテリジェンスクルーズコントロールとして作動します。

実は、グライダー走行については、賛否が分かれているのも存じております。

確かに、全ての走行シーンにおいて有効であると、断言するほど我々も天狗にはなっておりません。

全ての走行シーンとは言いませんが、グライダー走行がはまったタイミングでは、かなりの効果を発揮します。

そのことをメーカーさんも認めてくれたように思います。

 

其の2:レーダー連動クルーズで、180KPHまで走行が可能。

今までのクルーズコントロールでは、約115KPHにて設定速度の上限がありました。

そのため、今後の拡大が予想される制限速度の見直しに対応するのは、エコグライダーGT+のインテリジェンスクルーズだけだったのです。

しかし、純正でその上限設定も180KPHまで引き上げられ、しかもレーダー連動で安全性も格段に向上されている訳です。

 

其の3:ターンシグナルの1タッチ3回点滅を可能にした商品、『ユーロウィンカー』が取り付けられない。

最近のクルマは、配線の簡素が一段と進んでおります。

例えば、ウィンカーレバーについている、各スイッチの信号は配線を通して伝わっていったのですが、ついにいきなりブラックBOXに取り込まれています。

そしてCANによりデータとしてウィンカーに伝えられているのです。

即ち、『ユーロウィンカー』を取り付ける、配線はもう存在していないのです。(ピンチです!)

 

まだまだあるのですが、さすが自動車メーカーの作る車です。

目指す車の方向性を見失わずに、しっかりと進化しています。

 

とは言え、我々はどうしましょう。

このまま手をこまねいているばかりでいるしかないのでしょうか?

いえいえ、しっかりと頑張って開発させていただいております。

我々もアフターマーケット向けのパーツ開発メーカーとして、見据えた方向性があります。

次号以降で、どんな開発がなされていくのか、お知らせしたいと思います。

期待してお待ちくださいね。